【練馬 杉並 中野】ねりすぎな行政書士ブログ

杉並区の行政書士中村光男のブログサイトです。各種許認可、在留資格(VISA)、業継続力強化計画(BCP)、相続・家族信託などについて書き綴っています。

Month: 2022年8月

相続人の1人が認知症の場合

・相続人が子供と認知症の親となったとき、遺言がない場合は、遺産分割協議が必要ですが、認知症の親は判断能力に欠けるため、家庭裁判所で代理人を立ててもらう必要がでてきます。遺言書があれば、この必要はありませんので、こどもの負担はかなり軽減されます。

建設業許可 「専任技術者」に関する要件とは

営業所ごとに許可を受けようとする建設業に関して、一定の資格または経験を有した者(専任技術者)を設置することが必要です。この専任技術者は、許可を受けようとする建設業が一般建設業であるか特定建設業であるか、また建設業の種類により、それぞれ必要な資格等が異なります。また、専任技術者は「営業所ごとに専任の者を設置」することとされていますので、その営業所に常勤していることが必要です。

建設業許可 経営能力に関する基準の見直し

建設業の許可の要素は、①経営能力、②財産的基礎、③技術力、④誠実性(これ以外には、⑤「社会保険加入」⑥「欠格要件に該当しない」)ですが、2020年10月の建設業法と省令の改正により、「①経営能力」に関して、建設業者の持続 […]

建設業許可 6つの要件

建設業は、国民にとって大切な事業です。建設業法は、建設工事の適正な施工の確保、発注者も保護、建設業の健全な発達を目的として、一定以上の規模の建設業を営むには許可を必要としています。 建設業の許可を受けるためには、以下の6つの条件が必要です。このうち、「社会保険への加入」は、2020年(令和2年)に新たに条件に加わりました。

東京23区の請願・陳情

請願は、国民に認められた憲法上の権利のひとつで、国や都や区に対して、それぞれ意見や要望ができる制度です。議員の紹介が必要です。 陳情とは、公の機関に対して特定の事項について適切な措置をとってもらうため、その実情を訴えることです。陳情は法的根拠をもたないので、議員の紹介は必要ありません。一度、ご自分の住んでいる自治体で、住民からどのような請願・陳情が出ているのかを調べると、地元の皆さんの問題意識が分かって興味深いかと思います。