ニューヨークタイムズが羽生結弦に捧げた賛辞

■羽生選手がプロに専念するという宣言をしましたが、2022年7月20日付のニューヨークタイムズは、「我々は羽生結弦のようなスケーターをもう目にすることはないかもしれない(We May Never See Another Skater Like Yuzuru Hanyu)」という記事にしました。その内容に教えられることがありました。

⇒New York Times https://www.nytimes.com/2022/07/20/sports/olympics/yuzuru-hanyu-retirement.html?searchResultPosition=1

■通常のこのような記事は、アジア版に乗るのが普通だと思いますが、スポーツ欄で世界中の人向けに記載されているのが注意を惹きました。

■記事では、羽生選手のことを、「オリンピックで二つの金メダルを、そして、他の誰よりも熊のプーさんの縫いぐるみを獲得した」とユーモラスに紹介しています。

そして、羽入選手は「優美さと力を兼ね備えた稀有なスケーターだった。川の流れのようにスムーズに氷の上を滑走し、ロケットのように高難度のジャンプを成功させる滑りを、ライバルも賞賛した。」「エフゲニー・プレシェンコのジャンプと、ジョニー・ワイアーの芸術性を兼ね備えた、毎違いなくスポーツの歴史上最高の万能型のスケーター」「日本だけでなく、全ての人々の目をみはらせた」と書いています。

※He was equal parts Evgeni Plushenko (known for his jumping) and Johnny Weir (a master of artistry). Emulating two of his skating heroes made Hanyu arguably the most well-rounded skater in the sport’s history. His goal was to appeal to all people, not just die-hard skating fans or fans from his home country of Japan, and he succeeded.

■2022年の北京冬季オリンピックで金メダルをとったネイサン・チェンが、羽生の今回の宣言を受けて、SNSで「羽生選手と同じリンクに立てたことは、私の生涯の栄光だった」というメッセージを上げたことも紹介されました。彼は、優勝候補であった2018年の平昌オリンピックで、ミスで金メダルを逃したという評価を否定し、「羽生選手が明らかな勝者だった」と繰り返し言っているというとことも紹介していました。

ネイサン・チェンは強すぎて、ふてぶてしいイメージもありますが、羽生選手への言葉には彼の尊敬の念を感じます。

■この記事では、羽生選手のファンは、羽生選手の「2つのオリンピック金メダル、7つの世界戦選手権でのメダル、世界初の4回転ループ着地成功などのような記録だけでなく、目に見えない彼の勝負を超えてのスケートへの愛、スポーツへの情熱に惹きつけられた」と分析します。

また、羽生選手が今回、引退せずにスケートを続行し「挑戦を続け、誰の前でも4回転ループを成功させるようになりたい」と言ったことに、期待を寄せました。

【まとめ】

・日本人ゆえに、羽生選手のことはよく知っている気でいましたが、外国の新聞によって、羽生選手の素晴らしさを改めて知ることができました。今後、羽生選手の活躍をますます応援したいと思いました。

 

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