在留資格申請の事務 杉並区 | 行政書士中村光男事務所

在留資格申請を行う場合に、どのように資料をコピーしたり、綴じればいいのかなど、具体的に出入国在留管理庁のホームページでは指定されていないことについての、実務について記載します。

帰化申請の場合は、片面コピー、A4などという具体的指定がありますが、在留資格申請の場合は、特段の指定はありません。これらで悩むと、対応を考えるのに結構時間がとられます。

そこで、入管窓口で見たり聞いたりしたり、外国人在留支援センター(FRESC/フレスク)に確認したりした範囲で、こういったプチ情報を記載します。

◆ホチキス止めかクリップ止めか
→ どちらでも可。クリップだとばらけやすそうです。

◆コピー方法
→ 担当者によっては片面コピーを希望する方もいます。片面コピーのほうが、あとでコピーする際などを考えると、いいのでしょうか。とはいえ、外国人在留支援センターなどでは、両面コピーでいいですよというお話です。

片面印刷の資料を、両面印刷で一気呵成にコピーすると、種類の違う資料が、切れ目なく裏表に印刷されて、資料の区切りが判然としないため、見にくいこともあります。ですので、両面コピーする場合は、読む側の読みやすさを考える必要はありそうです。

◆資料の綴じ方
→ 東京入管の場合だと、個々の資料はホチキスまたは、クリップ止めして、1申請に係る全ての資料は、まとめて、ばらけないように、黒クリップで閉じて、A4透明ホルダーに入れて提出するのが主流に感じます。
実際に、入管のカウンターの裏には、大量の透明ホルダーに黒クリップで閉じた申請書類を目にします。

◆永住申請の提出先
→永住は、オンライン申請できません。申請者の住所を管轄する入管に訪問して持参する必要があります。
追加提出は、郵便でも可能です。

◆公的書類の有効期限
→日本国内で発行されたもののは3か月以内が求められます。推薦状など、もともと任意なものは日付は何日以内というルールはありません。

これの項目は、ときどき、実務で気になった点を追加していくつもりです。
2025年1月27日記載